三橋千鶴のソング: 2011年7月 4日 (月)

2011年7月 4日 (月)

ミュージカル「太平洋序曲」

昨夜、母が急に一緒に行くと言い出し、当日券でミュージカル「太平洋序曲」を観に神奈川芸術劇場まで行ってきました。

1時間前から前売りをするというので少し早めに行くともう並んでまして15分ほど立って待っていました。

年寄りを立たせるのはちょっと忍びなかったですが仕方がありません。

しかしうちの婆さんは我慢強く元気で助かります。

私は前売りで買ってあったので1階席でしたが、母は２階。

あまり売れていないようでしたが、千秋楽はと思っていました。が、やっがぱり空席が目立ちましたね！

幕末の日本をテーマにしたこのミュージカルは能舞台のような装置の上下２階部分にオケが乗り和楽器の笛の代わりがフルート、和太鼓の代わりがドラムで演奏されましたが素晴らしく日本的に表現されていて素敵でした。指揮も決して大げさでなくかつ正確で静かなるパッションを感じました。

一階席の中央から花道が設定され、花道の出入口が外国船という設定。１幕は天井に星条旗が吊ってあり、２幕はそれが取り払われ日本との開国を迫るオランダ、スペイン、英国、アメリカ、フランスの旗が降りてくる仕掛け。
舞台前面には水を張った川が施され、装置も素敵。
１幕は１階で観劇し、２幕は母と交代し２階で！２人で行くとこんな楽しみ方もできるんだなと！

トニー賞４部門にノミネートされた作品だけにとっても面白かったのにお客様が少ないのはキャスティングでしょうか？

ソンドハイムの音楽は、時折バーンスタインのキャンディードやイントゥ・ザ・ウッズのジャイアンツ・イン・ザ・スカイを彷彿させるような雰囲気でかなり楽しめました。
主役の二人より脇役のほうがしっかり歌う分そちらの印象のほうが勝ってしまった感じがありましたが、オケも素晴らしく感動しました。
ただ、歌をやっている人とそうでない人との台詞の明瞭さが明白になってしまうのが残念！
興行として成り立たせるためには知名度のある人をキャスティングしないと集客ができないというのもわかりますが、ミュージカル俳優の層の厚さが望まれるところですね！

劇場も感じが良くて（楽屋周りはわかりませんが）もっとミュージカルを上演してほしいと思いました。

今夜はこんにゃく座の竹田恵子さんのコンサートに行きます！

三橋千鶴出演並びに関係コンサート情報

[白龍館ライブ
７月７日（木）1９：０0～（詳細は右のサイドバー「白龍館」をクリックしてください）
「アイン・プロージット」というイヴェント名です。ご予約お待ちしております。
出演：
清水　菜穂子（sop）
三橋　千鶴（mez）
髙野　二郎（ten）、
追分　基（bar）　
安田　裕樹（pf）
今は無き、ドイツ・ビアレストラン銀座アルテリーベに出演していたメンバーによる当時のままのスタイルによるビア・ライヴをそのまま白龍館で再現！！
当時を知る方には懐かしく、知らない方には新しい、楽しいひと時をお過ごし頂きます。さあ、あなたもアイン・プロージット（乾杯）！
チャージ：2000円 (＋ドリンク、お食事オーダー別）
８月以降は
８月１８日（木）、９月８日（木）、１０月６日（木）、１１月１０日（木）、１２月１５日（木）
の予定です。やや不定期になっておりますのでご注意ください。
変更等もありえますのでその都度白龍館へご確認のうえご予約ください。