東をどり
新橋芸者の心意気!「東をどり」を観てきました。
京都は「都をどり」というのがありますね。
着物大好き人間としては、日曜の夜中教育テレビでやる、芸能花舞台とか良く見てますが、本物の芸者さんが踊る日舞は初めて生で観て感激!
新橋演舞場は以前に藤山直美の現代劇、松平健の時代劇と歌謡ショーを見たことがありますが、そのときは1階席の花道のすぐ側で、迫から出てくるところを間近で観た経験があるので、3階のセンターはチョッときついですね。花道も観えないし(贅沢言っちゃいけません、頂いたチケットですから!)
でも発表会のような乗りもあってか、休憩時間ともなると、さっき舞台で踊っていたお姉さんがロビーに出てごひいきさんと買い物やご挨拶なんかしてて!
間近でみても綺麗です。舞台ではあんなに大きく見えるのにすごく小さくて華奢!
私も20代からオペラ「蝶々夫人」や、「黒船」で舞妓さんや芸者さん、はては「やり手婆あ」までやってきましたが、白塗りはさすが不気味でした。
何であんなに綺麗におしろいが乗るんだろうか?お手入れがよいのでしょうか?
お囃子も面白くて、よく見ていると歌うときはお扇子を持って、歌い終わるとまた前に置いてその都度ぺこぺこしているように見えました。鼓や太鼓笛も良く響いて、そのほかには三味線しかないのに、シンプルでわかりやすくかつ効果的!(もちろん、マイクを通してですが)
3階席だった所為か、歌舞伎のように掛け声をかけるお客様がいらして楽しかったです。今の芸子さんは、何奴とか言う名前はあまりないんですね。普通っぽい!流派によって違うのかも?
そういえば、歌舞伎役者ばかりでシェイクスピアの「12夜」を蜷川演出でやるというポスターが貼ってありました。面白そうだなー!というだけでこのポスターの効果ありですね!
わがMSもなんか考えなくちゃね!
さて最初は若手のお姉さん方の踊りで、華やか。着物も白拍子の様な感じの豪華な衣装。
後半はベテランって言う感じでわりと貫禄のあるお姉さん方がさすが!という感じで魅せてくれました。みな、背筋がピーンとして気持がいい!姿勢って大事!それにやはり上手いなーと思う人の踊りは無駄な力が入っていなくて素適!あんな風に踊れたらかっこいいなーって惚れ惚れ!
やっぱり縞の着物はいいなー!とか、男踊りはかっこいいなーとか、思いましたが、綺麗に見せるのも大変な作業だな-と・・・。つい!
宮本武蔵と小次郎、庵珍、清姫あり、武田節に大漁節などわかりやすい内容で初心者にも楽しめましたが、やはり、1階で、芸者さんたちが投げる手ぬぐいらしきもの!取りたかったなー!
休憩30分のあいだに、芸者さんが立ててくれるお薄をいただいて!
やっぱり着物着てくればよかった!と後悔!(でも起きられなかったんだから仕方が無い、またしても虫干し失敗!涼しくて着物日和だったんだけどナー。)
6月4日(月)ドイツミュージックレストラン「アルテリーベ」出演18:30から30分毎に4回ステージ
6月14日(木)坂戸オルモホールコンサート
6月15日(金)立花千春リサイタル、ゲスト出演 於)ハクジュホール19:00
7月3日(火)ミュージカルコースSong & Danceパフォーマンス(洗足前田ホール)
7月27日(金)ライブビアコンサート於)大森ベルポート
8月26日(日)マイスタージンガーコンサート於)ルネ小平
10月1日(月)マイスタージンガーコンサート於)目黒パーシモンホール
10月20日(土)洗足ミュージカル公演「天国と地獄」
10月31日(水)マイスタージンガー&日本フィルハーモニー(蒲田アプリコ)
11月11日(日)オペレッタ「こうもり」 於)松本市民芸術館
2008年
4月20日(日)武蔵村山市民オペラ「カルメン」
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