スウィニートッド松本公演

ミュージカルコースの試験も終わって、カルメンの稽古も演出家不在のためしばし休憩！

で、スウィニートッドを観に松本まで！

なーんて、別宅の主人がチケットとろうか？の連絡がくるまで、すっかり忘れておりました！

ソワレ公演のまえに奈川でとうじ蕎麦を食べ、乗鞍の湯けむり館で温泉につかり、オペラ関係仲間が数人出ているので、終わったら楽屋にいきますメールを交換し、お気に入りの松本城裏のおせんべいを差し入れに買っていざ、劇場へ！

このミュージカル、なんと２０年ほど前に、市川染五郎（今の松本幸四郎さん）と鳳蘭さんのを観てショックを受け、こんなミュージカルもあるんだ！というところから興味が湧いた作品です。

だーって、人が何人も殺されて、挙句の果てにその死人の肉をミンチにしてミートパイを作って売っちゃうってんだから！最後に救いがあるとしたら主人公の娘（ソニンちゃん好演！）が殺されずにすんだというだけで、この子だってその後のことを考えたら決して幸せではないだろうという、すさまじい復讐劇なんですから！

でも大して素晴らしいナンバーもないこのミュージカルになぜ魅力をかんじたのか？
まず、お決まりのハッピーエンドではない。
最後まで緊張が途切れず観られる。
芝居の要素が重要で歌唱力だけでは表現できない深さがあるってとこかなあ！

この作品に出たくてオーディションを受けて（３回も受けさせられた！）落ちたんだけど、やっぱり気がふれ浮浪者になってしまった主人公の妻役、やりたかったなー！

終演後、みんなに会ってエール交換したあと、松本の住人におーいしい鮨を食べに連れて行ってもらいました。
あなご、うに、えんがわ等々！旨かった～！幸せ。

会場の松本芸術館は、まだ歴史は浅いけどステキな劇場です。サイトウキネンの上演は今は殆どここに移りました。館長さんは私の大好きな串田和美さん。今年の松本市制１００年の記念イベント、オペレッタ「こうもり」には私も出演します。ほーんと、続けてるといいことあるなー！

これからストップウオッチ片手に３月のAbsolute-MIX Presents Electro-Acoustic Music（タイトル長い！短縮できないかなー）の練習します・・・なんたって大変なんすから～！＞＿＜；

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