可知さん
今日は、私のファンだた可知さんの命日。
一年前の今日、本の出版を終え、癌で亡くなった。
その可知さんのお友達が私が月1回の割りで出演しているアルテリーベに集まって「偲ぶ会」
可知さんはここ、アルテリーベが大好きで、殆んど毎日のようにいらして、
お酒がいただけないのでコーヒーで最後のステージまでねばってらしたっけ!
今日はメンバーも凄く良くて、お客さんも狙ってきてくださったのか、予約でいっぱい!
歌いだすと皆シーン!あのねえ、ここはコンサートホールじゃないのよ!
生演奏やってる飲み屋!だって!
食事して、飲んで頂かないと売上につながらないの!(笑)
久し振りに一緒になったピアノの安田君がすごーくうまくなっててもう、感激!
歌っててきもちがいいピアニストってなかなかいないのよ!
それに天国から可知さんが降りてきてくださったのか、何か、感じながら歌ってたのよねー!
不思議!チョッと泣きそうになりながら歌った曲もあったりして!
途中で、今年芸大を卒業したカウンターテナーの男の子が飛び入りで歌をご披露!
なんと、古典オペラをアカペラで歌ってたわ!女っぽかったなー、くねくねして!
それから、歌を勉強しているらしい若い女の子3人!キャーキャー言いながら聴いてたな!
カッチーニのアヴェマリアを二重唱したら、大声で、「今度あれやろう!」なんて言って!
楽しんでくれて有り難う!ここはあんまり若いお客さんは来ないんだけど、ひょっとして誰かのおっかけ?
可知さんのリクエストはいつもお決まり!
サマータイム、アメイジング・グレイス、ひもの暮らしのバラード、カッチーニのアヴェマリア、手紙の二重唱、メモリー、恋とはどんなものかしら、星はひかりぬ、プロヴァンスの海と陸、オンブラマイフ、・・・
今後のコンサート、オペラの予定をブログにも載せてとお客様からの要望があったので、そのうち書きますね。
とりあえず、今月は29日、紀尾井ホールで「二期会合唱団、その仲間たち」というコンサートがありますが、これはもう完売!悪しからず、
二期会黄金期と呼ばれた一時代のメンバーが全国から集まり一回限りのコンサート!
ゲストにゆかりの島田佑子さん、私の大好きな加賀清孝さん、演出に栗山昌良先生、振り付けに坂上道之助先生、指揮は、畑中良輔先生、佐藤功太郎先生、増井信貴先生、私は、カルメンのハバネラを歌います。
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コメント
アルテリーベで「可知さんを偲ぶ会」を開いた幹事杉本です。「可知さん」という題のブログを、遅ればせながら今頃拝見しています。スローモーで申し訳ありません。
素晴らしい歌を有難うございました。三橋さんの大ファンであった可知さんも、天国で聴いて下さったと確信しています。
最近、奥様からCDを借りてきました。
数年前、三橋さんが都庁展望室で開かれた
コンサートの録音です。歌もおしゃべりも最高レベルでした。吃驚したのは、可知さんが「俺の葬式の曲はカッチーニのアベマリア」と三橋さんにも話していたことです。死期を覚っていたのでしょうか?
投稿: 杉本 勲 | 2006年5月11日 (木) 12時01分