SAYURI
昨日は3ヶ月ぶりに新橋のアルテリーベ(ドイツミュージックレストラン)
に出演!
連休明けとあって客足は散々でしたが、久し振りの出演とあって
遠方からわざわざきて下さって、2月3月4月の出演のチケットまで
買ってくださって、有難いなあ!
今年もよろしくって超おいしいお菓子まで持ってきてくださって!
おかげでというか昨夜は3か月分とはいえませんが
リクエストにお応えして、一度も歌った事のないものまで
相当、歌っちゃって、アドレナリン出まくり!
ま、翌日はオフだったからガンバれたのですが・・・。
で、今日はピアニスラー朋子ちゃんと、ヒルズデート!
観ましたよ、「SAYURI]
ロングの毛皮を着て「お年賀」ってアフタヌーンティー」の
スノーシュクレを持って現れた朋子ちゃんは、
予告編からすでに不安げ
「大丈夫なんだろうか、この映画は」だって!
いやー、なんっつうか、日本に詳しい外人、着物の着付けに
うるさい日本人、は怒るだろうなーって感じでしたが、
きっと、日本の花柳界は殆んどの外国人に、
こういう風に見えているんだろうなということは
感じましたね。
踊りなんか、日舞というより、アクロバティックで
舞扇なんかくるくる回しちゃって(笑)
極めつけは相撲観戦場面で「舞の海」ハリウッドデビュー!
監督は「シカゴ」のロブ・マーシャル。
シカゴの時も、時代背景とか、変ナ感じがしたけど
これは、この人の美意識なんだと思う。
明らかに日本人の美意識とは違うんだけど、
外国人が思い描いた日本のイメージがこうだとしたら
わが、ゲイシャファームの目指すところはそこなのかも、
「そこだ!」と言い放つのは代表のピアニスラーなんだけどね。
外面的に見たこの映画のイメージはチャイニーズゲイシャなんだけど!
髪はひっつめ、着物の襟はぺっしゃんこ、歩きかたも、?、
帯の結び方も。
浴衣の襟なんか、肌蹴ないように縫ってあったし!!
サプラーイズばっかり!
こんなに日本文化が注目を浴びているのに、
昔っからオペラ「蝶々夫人」は未だにチャイニーズな感じ!
ってことは、やっぱりこういう風に映ってるってことだもんね。
しかし、良く考えてみると今時の娘、こんな着方して
電車乗ってるよね!
もう、日本人でさえこういう見方をするようになったのかと思うと
ちょっとショック。オリジナルを知ったうえでやっているんだと
信じたいところですが・・・。
日本人の外人化始まってますねー。
この考え自体オバサンっぽいかもしれませんが、
日本の伝統あるコスチューム、民族衣装だからね、
知ってても損じゃないとは思うでしょ!?
で、この映画の主人公「SAYURI」の台詞に、
「あたし達は動く芸術品」というのがあって、
このフレーズが二人ともいたくお気に入りで、
今年はこれで行きましょうなんちゃって!
今年のライブはSAYURI風と題して、ひっつめ髪に
吊り目、ぺしゃんこ襟に抜きすぎ襟、でいくかもよ!
(衣装担当のコリーン・アトウッドは夢二のイラストから
イメージしてデザインに生かしたらしいので、
ああなるのも解らないでもないが)
でも、朋子ちゃんはレイザーラモンで行って欲しそうだけど。
しかし、豆葉役のミシェル・ヨーはカッコよかったな!
姉さんより姐さんって感じ!
朋子ちゃんは、嬉しい事に私に似てるって言ってくれたけど
彼女はマレーシア出身!やっぱそっち系か!
しかし、日本人、中国人、マレーシア人、アメリカ人!
凄い現場だったんだろうな。
字幕だったけど、ところどころに日本語が出てきて
へーンナ感じだったけど、ネイティブの人には
どんな風にきこえてたのかなァ・・・。
音楽はジョン・ウィリアムズ!ええーっ?
サウンドがジョンじゃない気が!でも邪魔な音楽はなかったような、
気になる音楽もなかったけど、エンディングのヴィオリンが
パールマンで、他にもヨー・ヨー・マが!
さっき、ニュースで、この映画、まだ中国で公開されていないのに
海賊版DVDが売り出されていて、問題になっていたけど、
さすが狙い通りだね!主演にチャン・ツイィーを持ってきたってところが!
映画を観終わって、ヒルズにろくな店がない、
いや、私たちの気に入った店がないので
予定していた香港ガーデンまで行って
食べ放題!
しかし、この店、こんなだだっ広くて、やっていけるのかなって感じ!
だって、ホテルの一番大きい宴会場みたいなんだもん。
それに、書き割りの香港の夜景が邪魔!
途中で、青ーいスーツ着た明らかに店の人じゃない人が現われ
各テーブルを回り始めた!
なんと手品の無料サービス!
生手品師なんてはじめて見たけど、
ちょっとネタが見えちゃったりしてそっちの方がドッキリ!
とうとう私たちの席まで来ちゃって、
本名をシャッフルしてくれというので
源氏名じゃ駄目かといったらそれでもOKだと!
何それ!
しまいにこの人が出て来ると眠くなる
と言う事が発覚したので出てきました。
帰り道、寒げなブルーライトの下で
朋子ちゃんのお気に入り超満足毛皮スタイルを
東京タワーバックにデジカメ撮影会して別れました。
家に帰ったら、マンションの水道管が破裂したため
応急処置で凄い管が張り巡らされていて恐怖を覚える!
トイレに入って水が流れたので安心したのもつかの間、
手を洗おうと、洗面台の蛇口をひねったら、
「ゲボッ、ゴボッ、シュパシュパジョボリビー!」
ヒエ~・・どうなる事かと思ったけど根気良く出していたら
普通に戻った!
ああ、今日も無事に眠れる!
| 固定リンク
« 20年 | トップページ | 二期会合唱団の仲間たち »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント